nightmare
僕の喉から手が伸びて
君に会いに行くよ
もし見かけたら
君 の名前を 言って
くれぐれも正確に
曇天の日に咲く
サイケデリックな色の花
目を合わせずに
通り過ぎてね
大丈夫怖くない
ともに歌おう
死の予感を
陽気なリズムで
たのしく踊ろう
今日も夢で
君を救えなかった
浅い息と脂汗が
その大きさを語るよ
天井から垂れる数本の糸
君に恋した みたいだ
その中でただ
一本だけが生きている
挨拶をしてあげて
真夜中は街灯もカーブミラーも
君のためぐにゃりと頭を垂れる
王様の気分さ
次は君の夢に
僕が出る番だね
とても似つかぬ姿だから
君は僕を殺すだろうけど
もしも生きてまた会えたなら
お酒でも飲もうね
そんで吐こうね
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