眩しさ

投げた紙飛行機にしたためたのは

あなたの命のこと


あまりに美しくて

言葉が追いつかない

募る愛おしさが

時を早巻きにして


遠くて届かない想いでも

祈ることが僕らを繋ぐ

眩しさ

その景色にいるあなたが

笑っていたこと

いつまでも

覚えていたい


投げた紙飛行機は道半ばで落ちた

それでもいいと思えた

あなたの命のこと

強く正しく燃えていること

インゲン

1996年生まれ。作詞家を志してからというもの、架空の歌詞を書いています。

歌のない歌詞