贅沢
木造 築55年
交差する電線
泣きそうなほどに
温かく
懐かしい声響く
このまま差し込む光に溶けて
消えても悔いはないわ
贅沢すぎるほどに
ぬくもりをいただいた日々
国道 10号線沿い
どうかしてる生活
鬱陶しいほどに
賑やかに
いとおしい声響く
過ぎ去った青春を想うたびに
まだその最中にいる
乱雑すぎるほどに
陽だまりに包まれる日々
埃が舞う
あなたが笑う
空っぽの日々
満たされる日々
このまま差し込む光に溶けて
消えても悔いはないわ
贅沢すぎるほどに
ぬくもりをいただいた日々
過ぎ去った青春を想うたび思う
まだその最中にいるとわかりはじめている
乱雑すぎるほどにあなたという名の
陽だまりに包まれる日々
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