日差しとシリアス
そこに季節はなかった
音が少し剥がれた
心地良さではなかった
なにかが少し許せた
終わる夏寂しがった
残る数を数えた
あの日まだ知らなかった
歯車に指が触れる
そんな
そんな最高潮とか
一瞬で終わる
こんな
こんな熱中症とか
嬉しくて笑う
焼けた鉄を
胸に当て
刻む
もとに戻るからよかった
朝が特別だった
ひとつ新たに宿った
灯火が揺れる
起こす身体をさすった
鏡の前笑えた
別に偉くはなかった
行き先の文字が消える
そんな
そんな人生論とか
解けてなくなる
こんな
こんな筋肉痛とか
愛しくて泣ける
怒るカーナビ
無視をして
進む
確か憧れだった
道に立ち尽くした
眩しい日差しを浴びた
正しさがわからなくなる
そんな
そんな最高潮とか
一瞬で終わる
こんな
こんな熱中症とか
嬉しくて笑う
そんな
そんな人生論とか
解けてなくなる
こんな
こんな筋肉痛とか
愛しくて泣ける
焼けた鉄を
胸に当て
刻む
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