濁流1号

負けず嫌いのくせに

優しく生きてしまったんだね

確か神様がさ

身勝手でもいいよって

君への伝言


最低流れて待って

追いつけなくて

濁っては海底

息諦め笑って


ずっと友達よきっと

愛しいよずっと

笑っててよずっと

そっと哀しみをもっと

聞かせてよそっと

寄り添うよそっと


ひとりきりの夜に

嫌いになれた自分のこと

いつか休みの日さ

駄菓子を食べたね

幸せだった


なんで汚れてだって

洗い流せなくて

手よ届け快晴

疲れ果てて笑って


ずっと友達よきっと

寂しいよずっと

遊ぼうよずっと

そっと綻びをもっと

許してよそっと

助けてよそっと


前なんてとっくに

見えなくなったよ

石ころと砂が

身体を叩くよ

素直でいたいよ

泣けなくなったよ

君もそうだよ

笑って


ずっと友達よきっと

愛しいよずっと

笑っててよずっと

そっと哀しみをもっと

聞かせてよそっと

寄り添うよそっと

ずっと友達よきっと

寂しいよずっと

遊ぼうよずっと

そっと綻びをもっと

許してよそっと

助けてよそっと

インゲン

1996年生まれ。作詞家を志してからというもの、架空の歌詞を書いています。

歌のない歌詞