Rage

ただ歩くだけで車からぶつかって来るように

弱い人間と時を同じくすることがあって

不幸であることを口実に

ず っ と 暴れるもんで

僕はただそれを見ていた


激しい怒りに焚べるのは

優しさだけでいい


散々だ世界は

それでも愛している


酩酊が意図せずとも誰かを煩わすように

悪意すらないまま拳を振るう奴だって

きっとどこかで誰かを必死に守っているんだ

わかっちゃいるが許し難いな


アニメみたいに消えてくれ

10万ボルト食らって


最悪だ世界は

それでも信じている


散々だ世界は

それでも愛している


次に会うならば

どうか違う形で

とりあえず今は

くたばれ、だ

インゲン

1996年生まれ。作詞家を志してからというもの、架空の歌詞を書いています。

歌のない歌詞